🌀【第5回】氣はどこを流れているの?
〜経絡(けいらく)と氣のルート〜
「氣は身体の中のどこを流れているの?」
それを理解する鍵が、東洋医学で古くから知られている“経絡(けいらく)”という考え方です。
🌐経絡とは?目に見えない「氣の流れる道」
経絡とは、氣(エネルギー)が流れる体の中の見えないルートのこと。
まるで川のように、氣が身体のすみずみまで巡る道が張り巡らされているのです。
そして、その川には大小さまざまな「氣の泉=ツボ(経穴)」があります。
現代医学では完全に可視化されているわけではありませんが、鍼灸や氣功の世界では長年にわたりこのルートが活用されてきました。
🧭経絡のバランスが崩れると…
- 氣の流れが滞る
- 体にだるさ・冷え・痛みが出る
- 心が不安定になりやすい
つまり、氣の巡り=経絡の状態が健康に大きく影響しているということなんです。
🌿実践ワーク:氣の流れを感じる「腕の経絡ワーク」
- 背筋をのばして立ち、腕を自然に下ろします
- 息を吸いながら、右腕を横からゆっくり上げて(手のひらは上)
- 息を吐きながら、手のひらを返して下ろします(指先で氣を撫でるように)
- 3〜5回、ゆったりと繰り返します
✨意識を「腕の内側」に向けてみましょう。
なにか“流れる”ような感覚があるかもしれません。
🌸氣功で経絡を整えると…
- 💖氣の流れがスムーズになる
- 🔥内臓機能の活性化
- 🧘♀️精神が安定しやすくなる
氣功では、動きと呼吸を通して自然にこの経絡を刺激・調整していきます。
